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【遊戯王】Season2お疲れ様!プラチナTier1まで駆け抜けたオルターガイストデッキを紹介

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どうもLibraです。

 

 今回は私がマスターデュエルのランク戦(Season2)で使ったオルターガイストデッキの紹介と解説になります。Season2の現環境ではキーカードであるマルチフェイカーが規制されていますが、プラチナ帯でもバリバリ戦えるほどのデッキパワーを持っています。これからオルターガイストを使う予定の方や、既にオルターガイストを使っている方の参考になれば幸いです。

 

【目次】

 

オルターガイストの特徴

デッキタイプ ①低速
②罠型
③コントロール
④ビートダウン
キーカード オルターガイスト・マルチフェイカー
オルターガイスト・プロトコル
コンセプト モンスター効果や罠カードを駆使して相手の戦術を妨害しながら戦う。ターン数をかけてゆっくりとアドバンテージを稼いでいき、じわじわと相手を追い詰めていく。
強み あらゆるメタに強いです。Season2環境では主に、スキルドレインによるモンスター効果封じ、勅命による魔法封じ、結界像による特殊召喚封じなどが多いですが、いずれもプロトコルで対応できたり、そもそも特殊召喚やEXデッキの依存度が低い、メリュシークで簡単に除去できるなどの理由で、致命傷となるメタが非常に少なく、またメタへの対応も容易です。
あらゆる状況に臨機応変に対応できます。除去・展開・サーチ・妨害といった攻撃/防御に必要なカードが一通り揃っており、かつテーマ内でのシナジーが強いため、相手のデッキタイプや盤面に応じて柔軟な戦いができます。
弱み 初動が遅いです。ターン数をかけて盤面を固めていくことが基本のデッキなので、盤面が出来上がっていないデュエル序盤はあまり手数が多くありません。そのため、序盤でも手数の多い展開系のデッキや、先攻をとられ盤面を固められてしまった場合は苦戦を強いられるでしょう。
対象にとれないモンスターに弱いです。除去をメリュシーク・シルキタスに頼っているため、対象に取れない、かつステータスの高いモンスターが出ると詰んでしまうことがあります。(プラチナ帯では少ないですが)ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴンが典型例で、この場合はメモリーガントやアクセスコードなどで対応することになりますが、ゴーキンで飛んでしまったり、そもそも展開力が低く対応できないままゲームエンドに持っていかれることもあるため注意が必要です。
備考 数あるコントロール系デッキの中でも、特に扱うのが難しいと感じます。そのせいかあまりランク戦で見かけることはありません。また、使用者の練度によって強さが大きく変わってくるのもこのデッキの特徴であり、上手い人が回すとそこらの環境デッキにも引けを取らないほどの強さを発揮します。

 

デッキレシピ

環境 マスターデュエル
リミットレギュレーション 2022.1

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モンスター 枚数
オルターガイスト・マリオネッター 3
オルターガイスト・メリュシーク 3
オルターガイスト・マルチフェイカ 1
オルターガイスト・シルキタス 2
オルターガイスト・クンティエリ 1
増殖するG 3
灰流うらら 3
D.D.クロウ 2
魔法 枚数
強欲で金満な壺 3
墓穴の指名者 2
ハーピィの羽根箒 1
枚数
オルターガイスト・プロトコル 2
オルターガイスト・マテリアリゼーション 2
パーソナル・スプーフィング 3
無限泡影 2
神の宣告 3
神の通告 3
王宮の勅命 1
エクストラ 枚数
オルターガイスト・メモリーガント 1
オルターガイスト・プライムバンシー 2
オルターガイスト・ヘクスティア 3
アクセスコード・トーカー 1
トロイメア・ユニコーン 1
神聖魔皇后セレーネ 1
転晶のコーディネラル 1
トロイメア・フェニックス 1
照耀の光霊使いライナ 1
リンクリボー 2
サクリファイス・アニマ 1

 

基本的な回し方

序盤の動き

 基本的には先攻1ターン目を前提とした話になります。まずは下記の初動カードを使ってプロトコル + オルターガイストモンスターの布陣を作りたいですね。

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オルターガイスト・マリオネッター
個人的に最も安定した初動カードだと思っています。うららに妨害されない点もGOOD。中盤以降も蘇生効果を使ったり、ヘクスティアの打点アップにも使えるので、序盤から終盤にかけて腐ることのない優秀なカードです。

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オルターガイスト・メリュシーク
プロトコルを初手で握っている場合はそのまま。プロトコルがない場合はこのカードを素材に適当なリンク1を召喚し、サーチ効果を使いましょう。サーチ先は、返しの相手ターンで特殊召喚できる目処があればマルチフェイカー、そうでない場合はマリオネッターが無難だと思います。

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オルターガイスト・マルチフェイカー
初動として使うには罠カードを引いている必要がありますがデッキの性質上、罠カードの占める割合が必然的に大きくなると思うので大した問題にはならないでしょう。
リクルート先は妨害がしたければシルキタス、サーチがしたければメリュシークでいいと思います。

 

中盤の動き

 プロトコルを準備できたら、本格的に相手を妨害する体制に入ります。プロトコル・シルキタス・ヘクスティアで相手の戦術を崩しつつ、メリュシークで除去を行い、アドバンテージを稼ぎながら相手を追い詰めていきましょう。

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オルターガイスト・プロトコル
1ターンに1度、モンスター効果の発動を無効にして破壊するだけでなく、自分フィールドのオルターガイストカードの発動と効果が無効化されなくなるというトンデモカードです。
フィールド上で発動した効果であれば、カウンター罠を当てられたとしても効果は無効化されないため、非常に強力です。

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オルターガイスト・シルキタス
フリーチェーンのバウンスです。相手モンスターの除去はもちろん、マルチフェイカーやマリオネッターを戻して再利用したり、後述するマテリアリゼーションとの組み合わせも強力で、攻撃/防御共に優秀です。

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オルターガイスト・へクスティア
リンク先のオルターガイストモンスターの元々の攻撃力分、自身の攻撃力が上昇します。マリオネッターをリンク先に置けば、1500 + 1600 = 3100のアタッカーとして使うことができます。
妨害効果も強力で、リンク先にオルターガイストモンスターがいれば、1ターン中に何度も魔法・罠を無効にすることができます。墓地に送られてもオルターガイストカードを何でもサーチできるという隙のないモンスターです。

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オルターガイスト・メリュシーク
序盤はサーチ、中盤以降は除去をメインに行っていきます。除去効果にはターン1がついていないため、メリュシークが複数いればその数だけ相手フィールドのカードを何でも墓地へ送ることができます。

 

終盤の動き

 終盤になると、自分と相手のアドバンテージの差が歴然となってきます。基本的にここまでくると勝利はほぼ確定(負ける時は大抵序盤・中盤で負けるため)だと思うので、大型モンスターで一気に勝負を決めるか、火力の低いモンスターで相手をいたぶるかの2択になってくるでしょう。

 

小技

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オルターガイスト・シルキタス
+
オルターガイスト・マテリアリゼーション
【使用方法】
チェーン1:マテリアリゼーション
チェーン2:シルキタス
上記のようにチェーンを組むことで、シルキタスのバウンス効果を使いつつ、墓地のオルターガイストモンスターを完全蘇生できます。シルキタスを守ることができれば無限にアドバンテージを稼ぐことが可能なので覚えておきましょう。詳しい裁定は「オルターガイスト・マテリアリゼーション」を参照。

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パーソナル・スプーフィング
+
オルターガイスト・マルチフェイカー
【使用方法】
スプーフィング発動時にマルチフェイカーをサーチ
スプーフィング発動時にマルチフェイカーをサーチすることで、即座にマルチフェイカーの効果を使うことができます。シルキタスをリクルートしマルチフェイカーを戻して再利用、メリュシークでサーチ or 除去要員の確保、クンティエリで相手カードの無効化など、少ない枚数で柔軟な動きができる強力なコンボです。

 

デッキ評価

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さいごに

 いかがでしたでしょうか。私はオルターガイストというテーマを結構気に入っていて、登場当時からデッキを組んでいたのですが、あまりフリーで使う機会に恵まれず(使うと嫌な顔されるので笑)残念に思っていました。

 ところが、マスターデュエルがリリースされたことで対面する人の顔色を伺う必要がなくなったため、何の躊躇もなくオルターガイストを使えるようになり嬉しく思っています。マスターデュエルがきっかけとなり、最近は充実した遊戯王ライフが送れていますので、またちょくちょく遊戯王の記事を書いていく予定でいます。興味があればまた覗いてみてください。