【魔女の旅々】みんな大好き花畑!アニメ第3話の感想を語る
どうもLibraです。
今週も感想を語っていこうと思います。アニメ第3話は、私が楽しみにしていた花畑の話があるので気合を入れていきますよ( ´ ▽ ` )ノ
アニメ第3話を振り返って
【花のように可憐な彼女】
きました。私がアニメ化されるのを楽しみにしていた話の一つです。この話は原作1巻の序盤に収録されていて、それまでのほのぼのとした世界観を一変させた重要な(?)回として、原作勢の印象に残っているのではないでしょうか(私もその一人です)。
アニメでの話の流れは原作通りでしたが、植物の養分となってしまった妹さんの描き方が少し違ってましたね。原作ではまだ人の顔の原型を保っているような描かれ方をしていましたが、アニメでは完全に植物と化していました(そうしないとアウトだったかもしれませんね)。
最後にイレイナは誰も助けずにこの国を去ってしまいます。この行動をどう捉えるかは人それぞれですが、私はイレイナが「自分は旅人である」というスタンスを崩さなかったが故の行動であると解釈しています。イレイナはこの国の問題を解決するために訪れたわけではありませんし、わざわざ身の危険を犯す理由がありません。小説でも「日没までには次の国へたどり着きたい」と言っていたように、この時のイレイナは(言い換えれば)観光客のような立場であったために、国の事情を余所にして先を急いだものだと私は思っています。(自分も旅行先で自分の身を危険に晒してまでその国の厄介ごとに首を突っ込むかと聞かれれば、Noと答えるでしょう)
【瓶詰めの幸せ】
前回のホラーじみた話が終わりホッとしたのも束の間、なんだかこの話も雲行きが怪しいぞと思った方は多いのではないでしょうか。前回ほど衝撃的な内容ではないですが、こちらの話もハッピーエンド...とは言えない内容ですね。
話の内容はアニメ(原作)の通りで特筆するようなことはないですね。大事なのはイレイナが村を去った後のことで、原作でイレイナは「もう二度と訪れることはない」と言っています。瓶の中身を見たニノちゃんの心境について想像を膨らませることで、この話をより楽しめるのではないでしょうか。
私が解釈するイレイナの旅について
今回は内容が内容だけにTwitterでもそこそこ話題になってましたね。私も予想してましたが、この話(2話とも)は人によって好き嫌いが分かれると思います。「物語の結末がないじゃん!」「いや、助けろや!」と言った声もありましたね。捉え方は人それぞれなのでそういった声を否定するつもりは微塵もありませんが、私の感想としては、全然ありなのかなと思っています。ハッピーエンド/バッドエンドで話の結末が統一されていないことがこの作品の魅力の一つだと捉えていますし、展開がどう転ぶかわからないことも旅の醍醐味なのかなと解釈しています。
さいごに
今回でアニメ第3話ですが、なかなかに攻めた内容でしたね。原作でも序盤に収録されている内容で原作勢にとって印象的な話ですが、アニメ勢にもインパクトが強かったのではないでしょうか。魔女の旅々ではこういった内容の話がふんだんに収録されていますが(作者が好きなんですかね?)、ちゃんといい話もあるので安心して観てみてください(・ω・)ノ
魔女のラジ々~配信するのは、そう、私イレイナです!~
OPテーマ「リテラチュア」2020年10月21日発売
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